電子スピン共鳴(ESR)装置は、不対電子(電子スピン)をプローブとした分光装置である。 静磁場中に置かれた電子スピンはエネルギー準位が分裂し、一定のマイクロ波を加えながら静磁場 を掃引すると、このエネルギー差に相当する磁場で共鳴が起こる。この共鳴磁場や吸収強度などの観 測から、電子スピンを持つ原子や分子の量、構造、電子状態などに関する情報が得られる。ESR 装置 は、有機ラジカルや遷移金属などを含む物質の物性研究の他にも、放射線や酸化などにより不対電子 が生じた岩石や食品の評価、触媒や重合反応などのプロセス追跡にも利用される。
申請の際は、実施計画に利用希望装置を明記下さい。

仕様
メーカー
Bruker

(主な仕様)

型式
EMX Plus
導入年度
平成17年度
Freqency
X-band(9.4 GHz)
Magnet
-50 G〜1.45 T
共振器
High Sensitivity(ER 4123SHQ): Q〜9000
Dual Mode(ER 4116DM)
Temperature
(ESR900)3.8〜300 K
(ER4131VT)100〜300 K[LN2]、RT〜500 K[Air]
Option
Teslameter、Goniometer、Light source
型式
E500
導入年度
平成10年度
Freqency
X-band(9.4 GHz)、Q-band(34 GHz)
Magnet
-50 G〜1.45 T
Temperature
<X-band>
  • (ESR900)3.8〜300 K
  • (ESR910)1.5〜300 K
  • (ER4131VT)100〜300 K[LN2]
<Q-band>
  • (CF935)4〜300 K
Resonator
<X-band>
  • Double(ER 4105DR)、cw-ENDOR(EN 801)、Optical Transmission(ER 4104OR)
<Q-band>
  • cw-EPR (ER 5106QT)
Option
Teslameter, Goniometer, Light source
  • マシンタイム調整

    毎月マシンタイム調整にて、翌月の予約を調整しています。当月1日より、空いているマシンタイムは随時予約可能です。

担当者

解良聡センター長
中村敏和准教授
浅田瑞枝特任助教
藤原基靖技術職員
伊木志成子技術支援員
代表[ esr@ims.ac.jp ]
0564-55-7476(藤原)

Bruker EMX Plus Bruker E500

[支援形態/単価]


成果
公開
大学
官公庁
協力研究
施設利用 無料
技術代行
民間 施設利用 700円/時間
技術代行
所内※ 施設利用 50円/時間
成果
非公開
民間 施設利用 1300円/時間
技術代行

  ※: 所外研究者を含む場合は、無料
  −: 支援なし