円二色性分散計は光学活性分子の立体構造(相対〜絶対配置、立体配座、生体高分子の高次構造)を解析する手段として利用される。分光器から出た光は偏光子で直線偏光にされ、円偏光変調器で左右円偏光が交互に作られ試料を通過する。この時、試料が光学活性物質であると円偏光の不等吸収が起こり(この現象を円二色性またはCD と呼ぶ)、その左右円偏光の差吸光度僊(通常は楕円率θで表される)が観測される。楕円率とは直線偏光を光学活性物質の吸収波長で通過させると楕円偏光になるが、その楕円の短軸長軸の正接角θをもって定義され、僊 が小さいとθ=33×僊 が成り立つ。 CD 測定でのフルスケールはθ表示(単位mdeg)である。

仕様
メーカー
JASCO
型式
J-720WI
導入年度
平成7年度

(主な仕様)

光源
450 W Xeランプ水冷方式
検出器
ヘッドオン型光電子増倍管
変調器
ピエゾエラスティックモデュレータ
測定波長範囲
165〜1100 nm
波長正確さ
165〜180 nm ±0.2 nm
180〜250 nm ±0.1 nm
250〜500 nm ±0.3 nm
500〜800 nm ±0.8 nm
800〜1100nm ±2.0 nm
バンド幅
0.1〜10 nm
スリット幅
1〜3000 µm
レスポンス
0.5 msec〜16 sec
走査速度
1〜5000 nm/min
フルスケール
±200 mdeg(感度100 mdegの時)
±2000 mdeg(感度1000 mdegの時)
縦軸分解能
0.01 mdeg(感度100 mdegの時)
0.1 mdeg(感度1000 mdegの時)
RMSノイズ
185 nm 0.05 mdeg
200 nm 0.04 mdeg
500 nm 0.035 mdeg
ベースライン
安定性
0.2 mdeg/hr
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UV測定
シングルビーム測定(測光レンジ 0〜5 Abs、測光正確さ ±0.01 Abs)
担当者

解良聡センター長
水川哲徳技術職員[ mizukawa@ims.ac.jp ]
藤川清江技術支援員[ fujikawa@ims.ac.jp ]
0564-59-5524(水川)山手地区

[支援形態/単価]


成果
公開
大学
官公庁
協力研究
施設利用 無料
技術代行
民間 施設利用 500円/時間
技術代行
所内※ 施設利用 100円/15分
成果
非公開
民間 施設利用 1000円/時間
技術代行

  ※: 所外研究者を含む場合は、無料
  −: 支援なし