円二色性分散計は光学活性分子の立体構造(相対〜絶対配置、立体配座、生体高分子の高次構造)を解析する手段として利用される。分光器から出た光は偏光子で直線偏光にされ、円偏光変調器で左右円偏光が交互に作られ試料を通過する。この時、試料が光学活性物質であると円偏光の不等吸収が起こり(この現象を円二色性またはCD と呼ぶ)、その左右円偏光の差吸光度⊿A(通常は楕円率θで表される)が観測される。楕円率とは直線偏光を光学活性物質の吸収波長で通過させると楕円偏光になるが、その楕円の短軸長軸の正接角θをもって定義され、⊿A が小さいとθ=33×⊿A が成り立つ。 CD 測定でのフルスケールはθ表示(単位mdeg)である。
(主な仕様)
横山利彦センター長
売市幹大技術員 [ uruichi@ims.ac.jp ]
藤川清江技術支援員 [ fujikawa@ims.ac.jp ]
0564-59-5516(売市、藤川)山手地区
[設置場所:山手4号館101]
[支援形態/単価]
成果 公開 |
大学 官公庁 |
協力研究 | − |
施設利用 | 無料 | ||
技術代行 | − | ||
民間 | 施設利用 | 2200円/時間 | |
技術代行 | − | ||
所内 | 施設利用 | 無料 | |
成果 非公開 |
民間 | 施設利用 | 4300円/時間 |
技術代行 | − |
−: 支援なし