• ものづくりを取り巻く環境は日々、変化しており、日本が世界の中で競争力を保つには、常に最先端の技術を生み出す研究環境の整備が不可欠だと言えます。分子・物質合成プラットフォームでは、新たな機能や効果を持った次世代の素材の研究開発を支えるため、全国11の大学・研究機関が所有する最先端の設備・機器を低料金で利用できる体制を整えます。さらに、分子・物質を合成するノウハウを提供し、データ解析などの評価を含めた総合的な技術支援も行います。これらのサポート体制を整備することで、日本のものづくりにおける基盤を強固にし、ナノテクノロジーによる産業の発展に貢献します。
  • 平成24年7月1日より、文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム事業が始動し、分子科学研究所は分子スケールナノサイエンスセンターが運営母体となって、分子・物質合成プラットフォームの代表機関と実施機関として参画することになりました。これまでのナノテクノロジーネットワーク事業からより一層のご支援を賜りたく思いますので、よろしくお願いいたします。

    平成24年7月1日
    分子スケールナノサイエンスセンター長
    分子・物質合成プラットフォーム代表機関運営責任者・実施機関実施責任者

    横山 利彦